12月22日の日記から
1. 大阪の地下鉄-たった二駅の混雑
星野さんの店に9時過ぎに着くよう家を出て、阪急神戸線に乗った。通勤時間帯で勿論座ることはできなかった。梅田まで僅か10数分のことだから座らなくても我慢はできる。
地下鉄御堂筋線の梅田駅で午前8時半頃ホームへ降りると、停車していた電車には満員で一本見送った。ホームには整列乗車の矢印が大きく書かれている。そこに並んで次の電車を待った。この時間帯は二分ごとにダイヤが組まれている。直ぐに入ってきたで電車は一つ先の中津始発だったのか、乗客は少なく乗り込むことが出来た。しかし、あっという間にすし詰め状態。次の淀屋橋では降りる人と乗る人が同数で込み具合は変わらなかった。ところが次の本町で大半の人が降り、座席も空きが目立った。
難波で乗り換えた千日前線は、これでも通勤時間帯かと疑うほどすいていた。
夕方のテレビで大阪市内にタワーマンションの建設ラッシュを報じていた。働く世代が都心に住むようになれば、地下鉄の混雑は解消するように思った。
それにしても、梅田ー本町間のためにだけ過密ダイヤで地下鉄を運転しているのは無駄のような気がした。他に解決策があればいいのだが・・・
50歳になった頃アメリカ駐在を前にして、淀屋橋にある本社に半年ほど通ったことがある。梅田から淀屋橋まで御堂筋を歩いた。勤め先が淀屋橋や本町近辺にある人の内、何人かが健康のため歩けば解決の糸口になるかもしれない。
2. マイナンバーカードが使えない
一昨年、鳴り物入りで導入されたマイナンバーカード。住基カードや印鑑証明カードが一体化され便利になるという振れ込みであった。
そのマイナンバーカードを使える日がやってきた。印鑑証明を取るためである。
早速、星野さんの店から帰る途中、駅前のダイエーの中にある市民サービスセンターの窓口へ行った。時間は12時半頃で昼休みらしく窓口にはカーテンがかかっていた。一人だけいた係員に、マイナンバーカードで印鑑証明書を交付できるかと尋ねると、その答えはできないということだった。
これが第一の驚き。昔の印鑑証明カードなら受け付けるとのこと。料金は一枚300円。そこで勧められたのが、近くのコンビニで。そこならマイナンバーカードが使え、しかも料金は200円。これが第二の驚き。
コンビニへ行くと、多機能の複写機が置かれていて行政サービスをタッチし、印鑑証明を選択し必要枚数を入力、コインを入れるとプリントされて出てきた。
市民サービスセンターにも同じ複写機を入れれば職員も削減できるし、昼休みでも市民が利用できる。
「コンビニへ行ってください」との応対だけで仕事したような気になっているようだ。お役所の仕事とはこんなことかと、感心するやらあきれるやらの一日でした。