住友病院市民公開セミナー開催 「老化による目の病気」

 住友病院市民公開セミナー が開催されます。テーマは 「老化による目の病気」 で、白内障、緑内障、加齢黄斑変性につて講演があります。

11月24日(土)14時から16時、場所は同病院講堂(14階)定員150名(定員になり次第締め切り)

詳しくは  http://www.sumitomo-hp.or.jp

2018年9月25日(火)iPS細胞 シンポジウム

iPS細胞 シンポジウムの案内

神戸新聞社と京都大学iPS細胞研究所共催のシンポジウム「神戸から拓く iPS細胞の未来」が2018年9月25日(火)に開催されます。

京都大学山中伸弥教授をはじめ、iPS細胞を使った網膜再生の研究に取り組んでいる万代道子副プロジェクトリーダー(理化学研究所)などが登壇されます。

 

開催日程 2018年9月25日(火)

受付・開場13:00/開始14:00/終了16:20

会場 神戸新聞松方ホール

アクセス:JR神戸駅より南へ10分

会場への地図

会場への地図

詳しくは「神戸新聞ホームページ」

https://www.kobe-np.co.jp/info/ips2018/

申し込み方法

シンポジウムへの参加は事前申込制となります。下記の応募方法をご確認の上、期限までに お申し込みください。なお、4名様まで同時にお申し込みいただけます。応募多数の場合は抽選とし、当選者のみ参加証を発送いたします。

【対象】 一般、学生

【定員】 250名

【参加費】一般 1,000円 ※当日、受付にてお支払いください

学生 無料 ※学生証をご持参ください

【申込方法】 ①申し込みフォーム(ホームページから)

【申込期限】 2018年8月24日(金) 17:00まで

②ハガキ

代表者の氏名・住所・連絡先・職業と代表者以外の方の氏名・職業、

講演者に聞いてみたい質問があればその内容をご記入ください

【郵送先】〒650-8571 神戸市中央区東川崎町1-5-7

神戸新聞情報文化懇話会事務局(神戸新聞社地域活動局内)

シンポジウム参加受付 係

【申込期限】 2018年8月24日(金) 必着

高額療養費の上限額変更

高額療養費の上限額変更

 平成30年(2018年)8月から高額療養費の上限額が変わります。

 高額療養費制度とは、ひと月に医療機関に支払った額が高額になったっ場合に、定められた上限額を超えて支払った額を払いもどす制度です。上限額は、個人や所帯の所得に応じて決まります。

特に3割負担の方は、上限額が大きく変わります。

 外来の場合、現役並み所得(3割負担)の方は一か月上限額がこれまで57,600円のところ、8月以降は下表のように課税所得によって上限額が変わります。

 

 

 

 

 尚、課税所得145万円未満の方は、14,000円から18,000円に上がります。

 住民税非課税の方は従来通り8000円です。

 多数回とは過去12カ月以内に3回以上上限額に達した場合、4回目から「多数回」になり、上限額が下がります。

 3割負担の方は、抗VEGF薬の注射のみでは上限額に達することはありませんが、同じ月に他の病気とあわせて高額の医療費を払った場合に上限額適用の可能性があります。

 

 ひと月に一つの医療機関で支払いが、手術などによって高額になる可能性がある場合は、市(区)町村の窓口で「限度額適用認定証」の交付を受けてください。

 窓口で上限額の範囲内で支払うことが出来ます。そうでない場合は、後から払い戻しを受けることになります。

 負担割合は高齢受給者証に記載されています。

国民健康保険高齢受給者証

国民健康保険高齢受給者証

NHKスペシャル「人体」放送/「1からわかるiPS細胞」のお知らせ iPS細胞研究基金事務局

From:  iPS細胞研究基金事務局
Sent:   Friday, March 16, 2018 8:16 PM
To:   高田 忍氏
Subject: NHKスペシャル「人体」放送/「1からわかるiPS細胞」のお知らせ


平素は、iPS細胞研究へあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。

 

本日は、CiRA所長の山中伸弥教授が司会を務めるNHK番組「人体」や、CiRA研究者が登壇する京都・大阪での講座(有料)についてご連絡いたします。


■NHKスペシャル 「人体 神秘の巨大ネットワーク」

NHK総合にて、下記日程で放送されます。

・3/18(日)21時から
  第6集“生命誕生”見えた!母と子 ミクロの会話

・3/25(日) 21時から
  第7集“健康長寿”究極の挑戦


また、3/17の深夜から3/19にかけて、これまでの放送が再放送される予定です。詳しい時間帯は下記をご覧ください。
https://www6.nhk.or.jp/special/rebroadcast/index.html


なお、東京では、下記のとおり国立科学博物館(上野)で「人体 -神秘への挑戦-」という展示会が開催されていますので、こちらも、ご参照いただければ幸いです。
http://jintai2018.jp/outline/


こうした取り組みを通じて、科学・医学に関心を持ってくださる方が少しでも増えることを願っております。

■京都・大阪での講座「1からわかるiPS細胞」

2017年10月より、NHK文化センターの京都教室(京都市)にてCiRAの研究者が順番に登場して、iPS細胞研究についてご紹介する「1からわかるiPS細胞」を開講してきました。

2018年4月からは、京都教室に加えて梅田教室(大阪市)でも開催が決定し、登壇者と内容も決まりました。

 

本講座は有料の講座ですが、研究者から直接、最新情報を聞くことができ、研究の全体像を知ることができる絶好の機会です。

4月から開講します。


詳しくは、下記をご覧ください。
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/seminar/180219-130000.html

今後も、iPS細胞の医療応用と基礎研究の充実、研究や基金の周知広報に努力して参ります。

引き続き、研究を見守っていただければ幸いです。


———————————————–
京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)
iPS細胞研究基金事務局

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53

NPO法人設立総会

NPO法人設立

 

「関西黄斑変性友の会」は12月7日大阪市内で行われた設立総会でこれまでの任意団体から特定非営利活動法人(NPO法人)に移行することが決議しました。

会員数が70名近くにまで増え、組織として存続させる必要があること、会計の透明性を目的に法人化することにしました。

設立総会には53名(内委任状26名)の会員が出席し。満場一致で定款が承認されました。

役員として6人の理事と一名の幹事が選任され、年会費を3000円とすることも決まりました。

これを祝って記念写真を撮りました。

今後、大阪市への認証手続きを経て、2018年5月ころまでに登記が行われるよう進めて参ります。

これによって法的に認められた団体として、社会的な恩典が期待できるとともに、責任も果たさなければなりません。会員の増加や情報発信を通じて社会貢献したいと思います。

NPO設立総会集合写真

NPO設立総会集合写真

NHKの健康番組の予告 10月16日 月曜

 

NHKの健康番組の予告 10月16日 月曜

午後1時35分~ 午後1時50分

再放送は

10月18日 水曜

午後1時35分~ 午後1時50分

きょうの健康 今さら聞けない!目の病気「加齢黄斑変性」

加齢により、網膜に異常が生じて起こる目の病気。見たいと思う部分がゆがんだり、ぼやけたりして見えにくくなり、放置していると失明の危険も。

滲出(しんしゅつ)型と萎縮型の2つのタイプがあり、日本人の約90%は滲出型。網膜の周囲に新生血管と呼ばれる異常な血管が生じることで、黄斑部が障害され、ものが見えにくくなる。

滲出型の治療は近年進歩しており、高い効果が期待できる。生活習慣の改善による予防も大切。

 

現在設定中の地域 :東京(首都圏放送センター)

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新聞報道 記事切り抜き 平成29年3月29日 当会関連

NHK神戸放送局のホームページ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024980071.html

2017年(平成29年)3月28日 火曜日

兵庫 NEWS WEB

神戸放送局 トップ

iPS「他家移植」を実施

03月28日 19時43分

特殊な免疫を持った他人のiPS細胞を使って、重い目の病気の患者を治療する「他家移植」と呼ばれるタイプの臨床研究を、神戸市の理化学研究所などの研究グループが、28日実施しました。

患者本人のiPS細胞を用いた前回の臨床研究に比べ、治療コストが大幅に抑えられ、再生医療の普及につながると期待されています。

臨床研究を行ったのは、▼神戸市の理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーと、▼神戸市立医療センター中央市民病院、それに、▼大阪大学と、▼京都大学の研究チームです。

京都大学の山中伸弥教授のグループが、あらかじめ作って保存していた拒絶反応をおこしにくい特殊な免疫を持った他人のiPS細胞で、眼の網膜の組織をつくり、兵庫県に住む「加齢黄斑変性」という重い目の病気の60代の男性に移植したということです。

移植は、28日午後、神戸中央市民病院で、網膜の組織を含んだ液体を注射する方法で行われました。

グループは、3年前の平成26年に患者本人から作製したiPS細胞を使った「自家移植」と呼ばれるタイプの手術を行いましたが、10か月以上の時間とおよそ1億円の費用が課題になっていました。

「他家移植」の手術では、コストなどが大幅に縮減できる可能性があり、iPS細胞を使った再生医療の普及につながると期待されています。

チームは今後、1年かけて、細胞のがん化や拒絶反応が起こっていないかなど、安全性を確認することにしています。

研究グループによりますと、手術は、28日の午後2時前に始まり、およそ1時間ほどで終了したということです。

午後6時から開かれた会見で、理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは、「手術のあとの拒絶反応があるかなどが大事なので、手術が終わっただけで成功したとはまだ言えないが、きょうの手術は、今後の治療にしていくための重要なステップとなる。今後、5人程度に同様の臨床研究を行い、その結果を慎重に見ていきたい」と話しました。

また、執刀した中央市民病院の栗本康夫眼科部長は、今回の網膜の組織を含んだ液体を注射する方法による手術について、「前回の細胞のシートを移植する方法に比べ、網膜を切るなどしなくてよいので、患者への負担がより少ない治療方法になるのではないか」と話していました。

今回、研究グループがiPS細胞を使った他家移植を行ったことについて、「関西黄斑変性友の会」の代表世話人の高田忍さんは、「病気の症状が進み、高額な注射による治療を続けている人ほど、iPS細胞による治療に期待している。今後、問題点が洗い出され、実用化される日が1日も早く来ることを望む」と話していました。

 【他家移植とは】

理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーなどの研究グループでは、3年前の平成26年、iPS細胞を使った「自家移植」と呼ばれる世界初の臨床研究を行っています。

70代の加齢黄斑変性の女性患者に、患者本人の皮膚の細胞から作ったiPS細胞を網膜の組織に変化させて移植する臨床研究です。

その結果について研究グループは、今月論文を発表し、それによりますと、手術前は症状が進み、徐々に悪くなっていた患者の視力は、手術後、ほかの治療を行わなくても悪化が止まり、同じ視力を保てているということです。

また、移植した細胞のがん化や拒絶反応なども起きていないとして、「iPS細胞から作り出した網膜を移植する治療の安全性が示された」と結論づけています。

一方「自家移植」は、患者から細胞を採取してiPS細胞を作るため、患者が手術を同意してから移植までに10か月以上の時間と、およそ1億円の費用がかかったということです。

こうした課題を克服するため、今回は、あらかじめ作製されて保存されているiPS細胞を使う「他家移植」が行われました。

使われたのは、京都大学が4年前から始めているプロジェクト「iPS細胞ストック」で、保存していた細胞です。

このプロジェクトでは、日本赤十字社などを通じて、日本人の中にごくわずかにいる、拒絶反応を起こしにくいタイプの免疫を持つ人を探し出し、こうした人から提供された血液を使って作製したiPS細胞を保存し、研究用としてiPS細胞の提供しています。

他人に移植しても拒絶反応が起きにくく、自在に増やすことができて大勢の患者に使えるため、移植までの期間や費用が抑えられます。

 【加齢黄斑変性とは】

「加齢黄斑変性」は目の難病で、国内の患者はおよそ70万人と推計されています。

目の網膜の中心部にある「黄斑」が加齢とともに傷ついて、視野の中心がゆがんだり欠けたりして、症状が進行すると視力が失われます。

患者に対しては、これまで薬剤を注射するなどして症状の進行を抑える治療が行われていますが、傷ついた部分を修復する効果はほとんど期待できず、根本的な治療法にはなっていません。

産経新聞 2017.3.28 21:10

http://www.sankei.com/west/news/170328/wst1703280071-n1.html

【他人のiPS細胞移植】
「これからが山頂への急峻な道」 実用化に向け表情引き締め 

「これから山頂への急峻(きゅうしゅん)な道が続く」。28日、神戸市立医療センター中央市民病院で踏み切られた、他人由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)による目の病気の患者への移植手術。iPS細胞による再生医療の幅広い普及に向けた大きな一歩を踏み出した。理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは手応えを語った一方、今後の検証の重要さを重ねて強調した。

 手術はこの日、午後1時50分すぎから予定通り1時間で無事終了。手術後、同病院で記者会見した高橋氏は「他家移植の1例目がスタートした。(登山に例えれば)5合目くらい」と述べた。同席した同病院の執刀医、栗本康夫眼科部長も「手術が失敗すれば(これまでの積み重ねが)水泡に帰しかねない。特別な緊張感をもって臨んだ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 ただ今後、5例程度の同様の手術を重ねた上で、最終的に効果の有無を判定する必要がある。臨床研究の行方次第ではiPS細胞を用いた再生医療そのものに影響を与える可能性もある。「ゴールは医師が普通に使える標準医療にすること」という高橋氏。「山頂への急峻な道が続いており、全く気は抜いていない」と表情を引き締めた。

 加齢黄斑変性の患者は国内に70万人近くいるとされ、今回の臨床研究に期待を寄せる人は多い。関西に住む患者らでつくる「関西黄斑変性友の会」(大阪市)の星野龍一事務局長は「実用化に向けた第一歩といえる。患者にとって明るい兆しになると感じている」と述べた。同会の代表世話人で、滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性を患う高田忍さん(75)=兵庫県西宮市=は「実用化されても、費用面や安全性などの課題は残る。過大な期待はせず、早期発見や早期治療を促すことも重要だ」と話した。

 

神戸新聞 2017/3/28 23:09

https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201703/0010044853.shtml

医療ニュース

他人iPS移植 難病患者ら「研究は希望の光」

 「生きる希望の光だ」。兵庫県内の難病患者らは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った治療の確立へ強い期待を寄せた。

 加齢黄斑変性の患者でつくる関西黄斑変性友の会代表世話人の高田忍さん(75)=西宮市=は、移植の臨床研究に参加を希望する多くの患者から相談を受ける。「重症化し失明を恐れる人には切実な問題。より安く、短時間でできる方法として実用化への期待は大きい」と話した。

 別の病気の患者も臨床への応用を待つ。兵庫県網膜色素変性症協会の伊藤節代副会長(61)=神戸市兵庫区=は「同じ網膜の病気の私たちにも明るい知らせ。研究の成功を願っている」と注目する。

 京都大では2018年度、パーキンソン病の患者に対して同様の手術が計画されている。全国パーキンソン病友の会兵庫県支部長の山本信行さん(76)=同市西区=は「研究は、症状が進行し日々落ち込む患者にとって希望の光。1日も早い治療法の確立につなげてほしい」と話した。(山路 進)

 

 

山中伸弥所長TV出演のご案内/iPS細胞研究所

山中伸弥所長TV出演のご案内/iPS細胞研究所

 

iPS細胞研究所へご寄付くださった皆様・

CiRAニュースレターにご登録くださった皆様へ

 

平素は、京都大学iPS細胞研究所へのご理解・ご支援を賜り、

誠にありがとうございます。

 すっかり肌寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 急なお知らせで恐縮ですが、

明日、10月26日(水)読売テレビにて15時50分より放送の「ten.」

に山中伸弥所長が登場予定です。

http://www.ytv.co.jp/ten/week/genten/161026.html

 

今回は、「ゲンテン」というコーナーで山中所長が自らの原点、iPS細胞研究についてお話ししています。インタビュアーは、清水健アナウンサーです。

 放送地域は、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県です。

こちらの地域にお住まいの方は、ぜひご覧ください。

 

なお、昨日放送の「ten.」特集ニュースにて取り上げられた

iPS細胞研究所と武田薬品工業の取り組みについては、

番組の公式ホームページで映像がご覧いただけます。

http://www.ytv.co.jp/ten/sp/

 

季節柄、体調を崩されませんよう、ご自愛ください。

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iPS細胞研究基金事務局

 〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53