3回目のワクチン接種

3回目のワクチン接種

1.予約

西宮市から3回目の接種券が送られて来たのは1月26日である。接種券には1回目と2回目の接種日とクリニックの記録と接種券番号が記載されていた。他に健康状態を記入する予診票が入っていた。

翌、27日スマホから予約することにした。予約するためには本人登録が必要である。本人登録は自治体番号と接種券番号、パスワードを入力する。自治体番号は接種券にかかれている。パスワードは西暦の生年月日を8桁である。19400101のように入れる。

兵庫県の大規模接種会場は西宮市と姫路市に置かれ、2月5から接種を受けることができる。自宅に近い西宮を選び2月7日に予約することにした。15分毎に予約枠が決められていたので、10時30分から45分を選んだ。3回目の接種がモデルナであるため、副反応を心配する人が多いためか、予約枠には十分余裕があった。

1回目の予約と比べ雲泥の差である。自宅近くのクリニックに電話したが話し中で、ようやく繋がったと思うと「かかりつけ医ではない」と断られた。これに比べると、拍子抜けするくらいにアッという間に予約ができた。

 

2.接種

2月7日、予約時間の20分前である10時10分に会場に着いた。会場は阪急西宮北口から徒歩3分程度の便利なところにある。会場のビルに入ると、先ず1階の待機室に通された。ほどなくして、10時30分組は2階に行くようにと促された。2階には椅子が沢山整然と並べられていた。予約時間ごとに区分して座るようになっていた。

待つ間、大きく「事務」と書かれた札を胸につけた職員が予診票に記入漏れがないかチェックをした。体温を記入していなかったので、額に当てる体温計で測ってくれた。10時30分少し前に係員に促され接種に向かった。接種の前に、パソコンを操作する係員に予約券を提示した。この時、身分証明の提示を求められ、運転免許証を見せた。予診票の住所と照合していた。また、パソコンから予約時間との照合をしているようでもあった。

チェックが終わると、接種室の前の椅子に座った。2階の接種室は5室あった。他に3階にも設けられていたが何室あるか確認はしていない。10時40分前後に第5室に入った。部屋には医師と接種をする人、呼び込みをする人の3人がいた。

医師から、予診票に記載した服用している薬について質問された。「コレステロール」の薬というと「血液サラサラの薬」でないことが確認され、接種が認められた。

冬の寒い時期であるため、沢山着込んでいた。一番下に半そでの下着を着ていたのは正解であったが、ジャンパーの下にボタンの多いシャツを着ていた。ボタンを外すのに時間がかかり、接種が終わってボタンをはめるのにも時間がかかった。接種は10時44分に終了した。係員から接種終了時間と待機終了時間を書いた用紙を渡された。今夜は酒を控えるようにとの注意を受けた。

部屋を出ると、椅子が並べられていた。副反応がないかを見るため15分間待機した。10時59分に待機が終わり、予診票など書類を係員に手渡した。接種済証を受け取り会場を出た。

 

3.接種を終わって

帰宅後、体温を測ると36度8分であった。起床時の36度1分に比べると、やや高めである。

予約した時には十分予約枠があったが、実際に接種会場に来てみると、大勢の人が集まってきた。10時30分から15分間の予約組は正確な人数はわからないが7~80名はいたと思う。午前中だけでも数百名が接種を受けたと推定する。この大勢の人を係員がてきぱきと案内し、整然と接種が行われ時間通りに終わったことに感心している。 (髙田 忍)